寝たきりにしない介護と食事

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以前は親の面倒は家にいる嫁が世話をすると言った風潮がありました。

外で働く女性も増えてきましたが夫よりも時間のある妻が義理父母の介護の世話をするために仕事を辞めて専業主婦になるケースもありますが、介護は一人でするよりも2人、3人と協力し合う方が長続きするコツと言われています。

この記事では家族の協力で寝たきりにしない介護について解説しますね!

うさ子さん
うさ子さん

一人の介護は無理があります

あい
あい

そうですね、今からその話をしますので聞いてね

あい
あい

みんなで支える介護が理想です

うさ子さん
うさ子さん

それには家族の協力が必要ですね

あい
あい

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寝たきりにしない介護

脳梗塞の麻痺などが原因で体が思うように動かずつい昼間も床につき座ったり寝たりの毎日を過ごしていると「寝たきり」になってしまう恐れがあります。

体を動かさずベットで寝ているのが一番落ち着くし心地良い場所になってしまうケースが多いそうです。

一人でいても昼間はテレビをみているだけで話し相手もなく生活をしていると脳の働きも体の働きが弱くなり認知症になってしまうことも・・・

寝たきりにしないためには声をかけることが大切で、同時に体を起こしたり座ったり車椅子に乗ったりしてもらいましょう。

家族と一緒に食卓で食事をして、いろいろ会話をしたり楽しく過ごすことで心も体も動きのある生活になりますよ!毎日の生活がリハビリなんです。

寝たきりにしないための周囲の働きかけ

① 医師などに確認を取り本人の今の状態を知る

体を起こしたり動かすことが病状として問題がないか確認する問題がなければリハビリを兼ねて生活していきましょう

② 動きやすい環境 障害物がないように、つまずいたり、安心して歩けるように環境を整備しましょう

③ 自分でできそうなことは時間がかかってもしてもらう

④ 食事は家族そろって食べる

⑤ 外出も病状に問題なければ散歩や車椅子で散歩をすれば気分転換になるし日光を浴びるのは良いことです

 

楽しい食事とは

食事は健康維持には欠かせませんそれに生活リズムを作ることにつながります。

食事がおいしいと思えることが大切うまく食べれなくてイライラして途中で食べなくなったりするお年寄りもいるそうです。

美味しく、楽しく、食べやすくする工夫が必要です

① 食べやすい形状にする(私は義理父が左側の麻痺だったので食事も食べにくくこぼしていました)食材を細かく刻んだり、柔らかくしたり、とろみをつけたりしてスプーンで食べれるようにしました。

例えばミキサー食は形状がわかりにくいので材料の説明をしてあげる

② 目で見ておいしく見えるように彩りを工夫する

③ 旬の食材を使って季節を演出する

④ 味の工夫(血圧が高めなら塩分を控え代わりにレモンや酸味、香味野菜を使うと薄味にできる)

平日は家族が揃いにくいので、休日は一緒に食べたいものですね!それと季節のお祝いや誕生日のお祝いも一緒に楽しみたいです。

あい
あい

一緒に楽しく食事が出来たらお年寄りも喜んでくれます

うさ子さん
うさ子さん

そうですよね

お年寄りの食事と味付け

若い頃は焼き肉、ステーキや脂っこいものもガツガツ食べていた人も年を取ると脂っこいものは食べにくくなります。

食べたり、飲んだりする機能も弱くなり勢いよく飲むと咳込んでしまったり、若いころに比べ味覚も鈍くなり「塩味が感じにくくなる」塩や醬油をたくさんかけてしまいます。

みんなと同じ味付けは、お年寄りには薄味に感じるので、料理がみんなとは別になりそのうちひとりで食べるケースにならないように塩分を少なく満足できる味付けにしてあげましょう。

あい
あい

味付けにも気を配りたいですね

具体的にはどうすればいいのか(対策)

細かいものが見えにくくなります

食器の並べ方を変えない

熱いものは声をかける

魚の骨は取り除く

嚙む力が弱いため嚙みにくいものや硬いものは避ける

飲み込む力も弱いので慌てさせずゆっくり食べてもらう

唾液の分泌も減るのでこまめに水分補給する

便秘になりやすいので食物繊維の多い食材を使う

お年寄りの栄養

主食はエネルギーの源になるのでご飯やパスタ、イモ類

主菜は肉、卵、魚、大豆

ビタミン、ミネラル類は野菜、果物、海藻類、キノコ類など

1日3食決まった時間に食べるのが理想ですが、食べたくないのに無理に食べさすとストレスの原因になるのでそんな時は1回の量を減らして回数を増やすなどして栄養が取れるようにしましょう。

うさ子さん
うさ子さん

食べにくい食品は?

食べにくい食品と食べやすい食品

食べにくい食品は 硬くてパサパサで水分が足りずにモサモサ・・・うどんや素麵みたいにツルツルした食材は誤って気管のほうに入ってもいけないので気を付ける

例えばせんべい、ナッツ類、トースト、りんご、わかめ、こんにゃくサラダ、もち、のり、おから、ゴボウ、からあげなど

食べやすい食品は やわらかく口の中でまとまりやすく、喉にくっつかない温かい物、冷たい物を区別する

例えばプリン、ヨーグルト、桃、ゼリー、アイスクリーム、山芋、マグロの刺身など

食べやすくする調理法は ご飯を軟らかめに炊くかお粥にする

肉はやわらかく煮込む、魚は煮魚や刺身など

野菜はやわらかく煮込むか細かく刻む

嚙みにくくて飲み込みにくいならペースト状にするか肉、野菜、魚は裏ごしのあんかけにすると食べやすくなります。

まとめ

介護をする側もいずれは介護される側になることがあります。

誰もが避けては通れない道そして介護がいつまで続くかわかりません。

家庭で介護するのと施設で介護する場合とでは金銭面、環境面、精神面で違いが出てきます。

どちらにせよ介護される側の気持ちに少しでも寄り添っていけたらいいですね。

引用:写真AC

参考文献 成美堂出版 目で見る介護のしかた 全ガイド

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