
排尿の後に何か違和感を感じる。
トイレが近いし排尿時鈍い痛みがある。
女性に多い膀胱炎かもしれません。
尿トラブルはストレスになってしまうので気になるなら泌尿器科を受診することをお勧めします。
この記事では尿トラブル特に膀胱炎(細菌性膀胱炎)についての症状や原因そして再発防止も解説していきますね!

この頃おしっこをする時違和感があり痛いように思うのですが

膀胱炎の可能性がありますね

膀胱炎って治りますよね?

治りますよ詳しく解説していきますね
一般的に知られている膀胱炎とは
急にトイレが近くなり排尿する時に痛み(排尿痛)を伴うならまず考えられるのが膀胱炎(細菌性膀胱炎)尿の濁りや血尿を伴うこともある膀胱炎は女性では起こりやすい病気ですが、きちんと治療すれば治りやすい病気です。
思い当たる?例えば急に何度もトイレに行くようになった。
排尿している時、特に排尿が出終わった時にじ~んと尿道あたりが痛むなど。
私もなった膀胱炎早めに泌尿器科に行って診察して飲み薬もらい一週間で治りました。
尿をためておく膀胱の粘膜に炎症が起こる病気でほとんどは細菌感染が原因。
膀胱炎は女性に多い病気でその多くは普段から体表にいる細菌が膀胱に入り込んで起こります。
普段は無菌状態の膀胱内に何らかの理由で尿道から入り込んでしまう。
女性は尿道の出口と肛門が近いために肛門周辺にいる細菌が、尿道から侵入しやすくまた尿道が短いため侵入した細菌が膀胱に達しやすい。
男性に場合は尿道に細菌が侵入するとまず「尿道炎」が起こりますが、女性はほとんどの場合細菌が入り込み膀胱炎を起こす。
原因となる細菌の80%は腸内に住んでいると言われている大腸菌です。
その他にクラジミアによって起こる膀胱炎もあります。
誰にでも起こりうる病気ですが自分で気を付ければ起こりにくくすることができますよ。

急性膀胱炎とは
細菌感染による膀胱炎
治りやすい病気です。
軽症の場合は特に治療をしなくても自然に治ることもあるが、再発も多いので病気を理解して正しい対策を知っておくことが大切ですね。
膀胱炎になると主に次のような症状が表れます。
① 頻尿 トイレが近くなり膀胱が過敏になり尿が、少ししかたまっていないのにトイレに行きたくなる。
② 排尿時の痛み 膀胱の炎症のため排尿時の終わりに差し込むような鈍い痛みが起こることも「排尿終末時痛」です。
私はこの痛みがとても辛かった。
③ 残尿感 排尿後すっきりせず尿が出しきれてない感じがします。
私の場合はあまり気にならなかった。
④ 尿意切迫感 突然尿意を感じて我慢できないそれは膀胱が敏感になっているからです。
⑤ 尿の濁り 健康な時は尿は黄色で透明色だけど白っぽく濁った尿が出ることがある。専門的には尿に白血球が混ざったためで「膿尿」と呼ばれます。
⑥ 血尿 炎症がひどくなると血液の混ざった尿が出ることも膀胱炎の場合は、排尿の終わりごろの尿に血液が混ざったり、拭いたトイレットペーパーに血液がつく程度がほとんどです。
⑦ 尿のにおいが強くなる 細菌が増えると尿の臭いがきつくなる。このうち(頻尿、排尿時の痛み、尿の濁り)三大症状で初期から表れる。

検査と治療
症状でほぼわかるが尿検査は必要で治療には細菌を殺す抗菌薬を服用し水分を多くとることです。
抗菌薬は大腸菌をはじめ比較的多くの細菌に効果がある抗菌薬を用いて通常3日~7日間服用するよ。
水分を多くとる 水分をたくさん取って尿を薄めどんどん尿を出して膀胱内の細菌を洗い流してしまう。
ごく軽い膀胱炎ならこれだけでよくなることもあります。
安静と休養 過労があると膀胱粘膜の免疫力も低下、免疫力を高めるために無理はしないでね。
再診時には、再度尿検査を行い膀胱内の状態を調べ治っているか確認します。
頻度は低いものの「膀胱結石」や「膀胱がん」などが原因で頻尿が起こることもあるので頻尿の診断では尿検査が必要になります。
膀胱結石と膀胱がんについて少し説明しますね!
(膀胱結石)膀胱内の結石で排尿痛のほかに膀胱を刺激して頻尿が起こったり血尿や膿尿を伴うこともある。
(膀胱癌)主な症状は肉眼的血尿で痛みを伴うことが多いです。


再発と予防大切です

これからは気をつけます
再発と予防
※ 排便後は前から後ろへ拭く
※ 性行為の前後はシャワーを浴びて陰部を洗い清潔にする
※ 早めの排尿を心掛ける
※ 便秘にならないように注意する
※ 生理用品はこまめに交換する
※ お腹を冷やさない
※ 過労にならないようにする

まとめ
女性は膀胱炎になりやすい。
ストレスがたまり体の免疫力も低下している人も多いと思いますが、まずは睡眠をよくとりバランスの良い食事を心がけることと陰部を清潔に保つことが一番の予防になると思います。
気になる症状があれば早めの受診をお勧めします。
泌尿器科も「女性専用外来」も増えてきていますので受診しやすくなりましたよ。
引用:写真AC
参考文献 別冊NHK今日の健康 女性の尿トラブル
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