子供が今年受験するので親ができること何かありますか?
そうですね~いくつか紹介するので参考にしてくださいね
よろしくお願いします
大学で選ぶ学問には将来子供が進みたい分野や就きたい職業などにも関係してくるので、そのため大学は学びたい学問から探すのが基本と言われています。
この記事では大学受験を控えている親子関係を良好に維持できるように解説していきますね。
将来の夢や職業を見据えて学びを考えよう
例えば弁護士を目指すなら法律と国家試験ですよね!
webデザイナーなら芸術学系のデザインと美術が必要になってきます
他にも医師なら医学部、スポーツインストラクターになるなら体育健康科学系、アナウンサーなら社会学と専門知識や最先端の技術も身につけておくといいですよ
それと保護者自身も複数の大学を比較、検討すること大切です
大学は広く深く専門的で様々な学問が含まれているので学部や学科名が同じでも学ぶ内容や学び方は大学によって違います。
できるだけ多くの「大学のパンフレット」で比較、検討しましょう
複数の大学のパンフを取り寄せて大学の特色を比較するといいですね
ちなみに大学受験生の半数以上が7校以上の大学のパンフを取り寄せています。もうひとつ大切なことは大学のパンフを読むとき子供に合った大学かを見極めることも大切です。
受験生との付き合い方を教えてください
親子の付き合い方ですね
受験生親子のコミュニケーション
受験期の子供のためにパンフ収集以外に何をすればいいのかわからないとおっしゃる保護者の方がいますが最近の大学は入試にはいろいろな制度があります。
早い時期に入試が行われるのもあり出願、入試日、入学手続きに締切日など早めに情報収集しておくことが重要です。
そうすることで「この大学をこの選抜で方式で受けたい」と言ったときに相談に乗ることが出来ますよ
他にも受験生の子供が心配で何も手がつかないと思ってる保護者の方がおられます。
高校の先生に「保護者は何もせず遊んでいてください」と言われたお母さんがいます。
先生がお母さんに伝えたかったのは「放任」ではなく「静観」ということなんです。保護者が普段と同じように過ごしている、楽しく過ごしていると子供も安心して勉強に取り組めるということですね!
保護者としては子供達に「自分にしかできないこと」を見つけて自分の力で可能性を見いだし将来の選択肢を増やせるような関係でありたいと願っています。
受験生の声を聞いてみた
① 保護者に入試制度や受験スケジュールを知ってほしい
9割以上の受験生が保護者に「入試制度や受験スケジュールを自分と同じくらい知ってほしいもしくはある程度知っていてほしいと70%以上の受験生が思っています。
② プレッシャーを与えることは厳禁
受験生が受験期にかけてほしい言葉があるそうです。「お疲れ様」「頑張ってね」「〇〇なら大丈夫」「〇〇ならできる」が60%の受験生が保護者にかけてほしい言葉です。
その反対にかけてほしくない言葉「もし落ちたら」「もしダメだったら」「もっと頑張らないと」「良い結果を期待しているよ」などは一見プラスに思える言葉ですが逆にプレッシャーになりますよ。
それと受験期の子供の70%が親子の良好な関係を望んでいるし保護者の方も90%の人が子供と良好な関係でいたいと思っていると答えています。
【参考資料 マナビジョンブック2023】
大学の費用が気になります
大学入学にどのくらいお金がかかりますか?
そうでそよねお金のこと心配ですよね
保護者の方が大学の進学に必要な費用が予定と違って困ったことをいくつか書きますね!
※ 教科書や教材パンフの費用が高かった
※ 進学に備えての(一人暮らし)新生活用品が高かった
※ 入学しない大学に入学金や授業料を支払った
※ 入試による交通費や宿泊費がかかったなどがあります
参考資料(全国大学生協連2022より)
家族のマネー会議は必要
「受験は子供や先生に任せきり」という声を聞きます。
しかしそれでは必要な時にお金が足りないということになりかねないので総合型選抜で合格すると年内に入学手続きが必要になり大学に入学すると様々な場面でお金がかかります。
ですからどんな場合にどの程度必要か予測を立てましょう。そこで必要なのが家族のマネー会議、このマネー会議では子供の意思と家計の現状を確認して教育資金を賄っていくのかという主要な会議です。
収入だけで足りないのなら貯蓄から支払することや万が一収入が減った場合のことも視野に入れておきましょう。
収入が少ないし貯蓄もないからと言って最初から進路を限定してしまう不本意な選択をしてしまうと子供も親も悔いを残すことになりかねないので国の奨学金制度のほかに最近では、大学や自治体などが様々な奨学金制度を設けているみたいです。
また国や金融機関の教育ローンなども視野に入れてみては?
子供は家計の事情を意外と知っているんです。進学について言い出せないこともあるので子供に本当の気持ちを確認して方向性を決めることもいいですよ。
この時子供にどうしてほしいのか保護者は我が家の家計や今後のお金の計画をどのように考えているのか正直に話し合いしましょう。
そのとき子供が正直に話しているのに最初から「それは無理」と否定をすると話しにくくなるのでまずは子供の気持ちを聞いてあげてください。
奨学金制度があると聞きました
さまざまな奨学金制度
※ 日本学生支援機構 独立行政法人が扱う奨学金で多くの学生が利用している
※ 各大学が独自に設ける奨学金制度 希望する大学ごとに確認しましょう
※ 地方公共団体 地方の自治体が独自に設けている奨学金制度
※ 奨学金事業団体 企業や個人、民間団体などによって運営されている
注意事項 奨学金には「給付型」と「貸与型」の2種類ある
大学受験と進学費用が発生するタイミング
① 受験期
受験料だけではなく遠方の場合は交通費、宿泊費などがかかります。また併願校が増えれば増えるほど費用は掛かります。
② 合格してから入学までの時期
合格後短期間に初年度納付金を支払ったり新生活(一人暮らしや下宿)の準備をしたりする費用が掛かります。
総合型選抜や学校推奨型は選考、合格発表が一般選抜よりも早く入学金の支払い時期も早いです。
③ 入学後
毎年の学費以外に大学に支払う費用、一人暮らしの場合は家賃の支払いや仕送りなども必要になってきますよ。以上①~③の費用は進学先や自宅通学か一人暮らしなどの状況よっても大きく異なるので子供とよく話し合いすることが大切ですね。
奨学金と教育ローンの違いを知り上手に活用することです。
奨学金の振り込みや入学金、授業料の減免が始まるのは入学後からなので入学までの費用は各家庭で準備が必要です。それから教育ローンは保護者が借主になるので奨学金とは性質が違うことをよく理解して上手にやりくりしてください。
教育ローンも視野に入れておきます
やっぱりまとまったお金は必要ですね
初めに確認すべき費用
初めに確認する費用は受験期にかかるお金、授業料はもちろん出願や受験時の交通費や遠方なら宿泊費とこまごまな出費が出てきます。受験機会が多くなればそれだけ費用も掛かるので家庭で受験プランを立てましょう。
合格したら入学した大学にも支払うお金のほか新生活のための出費などが必要になりますしそれと入学時は、入学後に比べても大きなお金が必要となるので早めにお金のやりくりを考えておいたほうがいいですね。
大学入学から卒業までの費用
入学から卒業までの4年間(6年間)授業料など学費を納付します。また生活費やそれ以外の費用も掛かるので継続費用はしっかり見積もりを立てておきましょうね!それと入学後の支払いに不安があるなら奨学金の利用も検討してください。
教育ローンの種類には日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)やろうきんの教育ローン(証書貸し付け型)他にもJAバンクの教育ローンと銀行などの教育ローンなどあるので検討してみる。
但し条件や金利などが異なるので家庭の状況と合わせて選ぶといいでしょう。
まとめ
子供の大学受験を控えている家庭での子供とのコミュニケーションの取り方と大学進学にかかる費用のことなど解説してきましたが、子供にとって大学選びの基本は「子供が学びたい学問が学べる大学を探してあげる」ことが大切だと思います。もちろん費用のことも視野に入れて!
最後に志望校見学は夏までに済ませておけばその後のスケジュールも組みやすいし大学の情報収集も大切です。子供との二人三脚で受験に向けてスタートしてくださいね。保護者の方はわが子を信じて出来れば必要以外の口出しはせず静観してあげてください。
引用:写真AC
参考文献 ベネッセ(マナビジョンブック保護者版)
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