
2024年全国の特殊詐欺や空き巣、SNSで通じた強盗など高齢者が被害に会う件数は年々増加
65歳以上の高齢者の被害は全体の65%以上と言われています
住みにくい世の中になりましたね
「闇バイト」「空き巣」「強盗」など
この記事では小さな備えとちょっとした防犯意識で少しでも被害に会わないようにするために今日からできる具体的な話をしますね
在宅中の高齢者が狙われる

実家の高齢な母親のことが色々心配です

最近は高齢者が狙われるとよく聞きますよね

そうなんです
よたまに実家には帰るのですが

ちょっとした防犯対策でもするのとしないのでは大違い

防犯に関すること色々教えてください

防犯に対する意識は必要ですからね

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闇バイト
世間でよく耳にする「闇バイト」一度は聞いたことありますよね
「闇バイト」とはSNSで募集されている「高額バイト」などに応募した若者が、犯罪グループから指示を受けて住人のいる住宅へ押し入り暴力的に金品を奪う犯罪のことです
住人の留守の時ではなく住人がいるときに押し入り住人を脅し又は暴力をふるい金品を奪うなど今までになかった犯罪になった手口が目立ちます
高齢者は若者に体力的なハンディ「特に女性の場合」の為凶行を助長させてしまいます
「闇バイト」で集められた若者は顔を知らない者同士その場でチームを組み実行する
実行犯の多くは10代後半から20代後半までぐらい
過去に犯罪を起こしていない若者でもお金欲しさに罪の意識がないのです
更に実行後に報酬が支払われないケースも多く逆に「身元をばらす」などと脅されて仕方なく犯罪をしてしまうことも・・・世の中には悪知恵が働く人がいるんですよね!
こういうのを防ぐには地域でも防犯意識の向上と行政、警察との連携を強化してほしいです
犯人の手口
犯人の手口ですが
まずは情報を集めます「闇サイト」や「名簿業者」から個人情報(住所、氏名、年齢、電話番号、職業、家族構成、資産状況など)を調べて把握してその上で電話をかけてくる
そしてもっと詳しく情報聞き出す「かけ子」に指示を出し巧妙な話術でターゲットに気づかれないように情報を集める
例えば「宅配業者です」「役所の者です」「警察です」など名乗り住人の在宅時間や資産状況を探っていくのです
インターホンで「役所の者です」役所の人が連絡もせず訪問することはほとんどありません
警察の人も1人で訪れることはないと思うので気をつけましょう
「闇バイト」では電話をかける「かけ子」下見をする「下見役」実行犯に指示を出す「指示役」など複数人で犯罪に及びます
空き巣

空き巣に狙われやすいのは当たり前ですが施錠されていない家
実際に多くの家が被害にあっています!「空き巣」は事前に「下見」に行くそうですよ
「留守かどうか」「侵入しやすいか」「逃げやすいか」の3点を重点的にチェックしインターホンで呼び出して反応を確認したり更に庭木、足場、防犯カメラ設置、人感センサー、犬の有り無しも判断の材料にもなります
家の周りには出来るだけ庭木や物は置かない(片付けてスッキリ)長期不在の時は新聞は止めましょう!
犯人が逃げやすい家
空き巣の共通点は「逃げやすい家」
逃走経路が分かりやすい「逃げる道がたくさんある」「人通りが少ない」地域は警戒が必要ですね
具体的に言うと「駅から近い」「交通量や通行人が少ない」「近隣住民が外にいない」「近所付き合いが少ない」「立ち話しをしている人がいない」などの地域も注意が必要
他にも「死角が多い住居」「防犯カメラや人感センサーの設備が不十分」
犯人は侵入口と退路の両方を下見判断するのです
在宅中を狙う強盗
近年の強盗事件では空き巣ではなくあえて住人が居る時を狙って犯行に及ぶケースが増えている
何故なら金品のありかを探すより住人を脅して金品のありかを聞き出すその方が早く済むから
こういった犯罪は夜中、昼間、朝関係なく実行され住人は、逃げる暇もなく反撃も出来ず命の危機にさらされることになります
鍵、窓、玄関、犯人が嫌う家作り
出かけるときの施錠はもちろんのこと家の中に人がいても鍵をかける習慣をつけよう
特に高齢者は来客の予定がある時玄関のカギを開けたままにしておく時があるので気を付ける
窓にも注意が必要
古い鍵はピッキングに弱いため最新の防犯性の高い鍵への交換も有効
置きカギはやめよう!「玄関マットの下」や「植木鉢の裏」
窓の防犯
窓の防犯はフィルムとカーテンの工夫
「ガラス破り」を防ぐため防犯フィルムを張る
特に人目につかない窓には防犯対策
防犯フィルムを張ると窓が割れにくく侵入時間に時間がかかるため犯行を防げる可能性が大
カーテンレースだけでは室内が見えやすいので避ける
夜はドレープカーテンを閉めて室内の明かりが漏れないようにする
それと古い表札に年配の名前が書かれていると高齢者世帯と認識されやすいので、表札を見栄えの良い新しいのに交換するだけでも防犯上の対策になりますよ!

※ 訪問対応にも気を付けてね
インターホンが鳴ってもすぐにドアを開けるのではなくドアガードやモニター越しに確認する
ガスの点検や水道修理など業者に装った詐欺もいるので気を付けてね!
突然の営業訪問にも気を付けましょう
裏口、勝手口は侵入されやすい
玄関前や勝手口などから庭に回り込める構造は空き巣や強盗にとっては好都合な侵入ルートになります
在宅中に鍵をかけていない人が結構いるらしく勝手口や庭は人目に付きにくいので注意が必要
敷地が手入れされていると防犯につながります!また、勝手口のドアが古かったり建付けが悪いと侵入されやすくなるので気をつけてください
就寝時、枕元に懐中電灯やスマホ、ホイッスルなどを置いておくと緊急時に役に立ちますよ
照明は完全に消さないで玄関や階段など1ヶ所は点灯しておくことで夜間でも安全に移動出来ます
それから寝る前には戸締り確認を忘れずにしましょう

まとめ
心がけてほしい3つのポイント
① 不審に思ったらすぐに家族や警察に相談
② 110番や警察相談専用ダイヤル「#9110」に相談
③ 防犯グッズや設備を活用
けっして「こんな些細なことで相談するのも恥ずかしい」とか「もう少し様子を見よう」など思わずに大変なことになる前に「早めの相談」をしてみてくださいね
ちょっとしたあなたの意識が防犯がつながるのです
引用:写真AC



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