
介護は現実を受け入れることから始まる
子供にとって親はいつまでも元気で長生きしてほしいと願っています。
年を取っていくのは仕方がないことですがその現実を認めたくはないですよね!
まして親が倒れたり病気などで介護が必要になったとしても昔みたいに早く元気になってほしいと願いますが、しかし怪我や病気がきっかけで介護が必要になった時に介護者は現実を受け入れてどのように介護すれば回復するのか、どのように接すれば良いのかを医療関係者と相談して付き合っていくことが大切です。
最後まで読んでいただくと介護が必要になった時の付き合い方がわかりますよ!

そろそろ親の介護が必要になりそうです

身近な家族ほど現実を受け入れることが難しいと言われています

そうなんですね

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介護は現実を受け入れることから始まる
私は介護のプロではないけれど義父の介護を10年以上してきました(義父は他界)次は両親の介護が近いうちに訪れます。
身近な家族ほど現実を受け入れにくく機能回復のための介護ができにくいと言われています
私が経験して思ったことや実際にしてきたこと
自分も頑張るけれど介護のプロに相談することがベターまずは介護のプロに相談しましょう。

一人で介護は大変です
大切な両親や配偶者が倒れたり病気でマヒが残った時は歩くこともままならないそんな姿をあなたは「みじめな姿」と思いますか?
人前にさらしたくないし本人もそう思っているに違いないと思っていませんか?
障害が残っても人間の価値は変わりませんよ!
外へ出れるのなら散歩に出かけ外気に触れさせてあげてくださいね。
他人はあなたとあなたの家族をあなたが思うほど気にしていません。
ですから事実は事実と受け入れオープンにして早く立ち直るようにしましょう!

介護保険など利用して
介護保険など利用して介護のプロの手を借りましょう!
介護の方法で肉体的な介護も軽くなり適切なアドバイスも受けることが出来ます。
介護の大変さも知ってるし介護の良き理解者相談相手になってくれますよ。
介護で精神的に疲れてきてこの先不安になってきたら気分転換のアドバイスもしてくれますので気長に頑張りましょう!
私は介護についてたくさん相談に乗ってもらいました。
そのおかげで介護が続けられていたと思います。
要介護者への認識
両親が元気で若かった頃母は、優しく清潔で料理が上手だし、しられることもあったけど私のことをかわいがってくれた。
父は元気でバリバリ仕事をしていて責任感もあるし自分に厳しく他人には優しい人だったのに
今の母は愚痴ばかり言うしすぐに怒るし泣くしご飯を食べたことも忘れるし身なりも気にせずトイレも間に合わない・・・
父は話すこともままならないしすぐに怒るトイレも間に合わない寝たきり状態・・・
今の現実を認められずに叩いてしまい、大きな声も出してしまう
しかったり、意地悪をしてしまいほとんど人がそういう気持ち持ったり行動に移してしまう介護疲れですね。
少しでもそうならない為に日常の様子をメモして介護のプロに相談アドバイスをもらいましょう。

介護で大切なことは自立を支えてあげる
何でも介護者が手を出して何でも世話をしてしまう。
本人の意思が徐々に明確でなくなりやりたいことが減り、しまいには無気力な人間になってしまう恐れがあるので出来るだけ少しでも自分の考えで行動する習慣をつけてもらいましょう。
まずは「自分で何が出来るのか様子をみてメモする」つまり自立した生活を送ってもらえるようにサポートするのです。
出来ることや出来ないことを書き出し医師や介護のプロに見せて相談してください
何でも1人で抱えないこと
専門家に見せてアドバイスしてもらう(例)
① 食事 手指の力が弱く上手に食べ物を口まで運べない
② 失禁だが時々尿意、便意を教えてくれる
③ 服のボタンやファスナーが上手く使えない
④ 浴槽をまたぐことが困難でお湯に入れない
⑤ 歯磨きや口をすすぐことが出来ない
⑥ 寝返りが出来なくて介助がたいへん
⑦ 1人でベットからから体を起こせず手で背中を支えないと体がたおれてしまう
⑧ 1回では立ち上がれないがお尻を持ち上げられる
⑨ 1人で歩けない、体を支えていても足が前に踏み出しにくい
⑩ 家が狭く段差もあり移動が大変など
とりあえず10個書き出してみましたがこのようにメモして専門家に見せてアドバイスをしてもらいましょう。
お年寄りを理解しよう

お年寄りは自分を理解してほしいと思っているのです。
介護が必要になったお年寄りの多くは一緒にいる家族や若いヘルパーなどは自分のことをわかってくれないと不満を抱いているそうです。
「どうせ若い者は年寄りの気持ちなんてわかるはずがない」そう思っているお年寄りが多く家族や若い人から見れば我がままに見えたり甘えに映ったりしますが、その結果周囲の人たちと信頼関係が築けず要介護が進んでしまうことがあります。
「わかってほしい」と思っても素直に言葉にできないのがお年寄りなんです

ここがポイント!
お年寄りが分かってほしいことの第一は「自分がどんな人生を歩んできたか」ということです。
私たちからすればそんな昔の話を聞かされても・・・など思うけれど思い出話しや若い頃の努力や苦労してきたことなど静かに聞いてあげるだけでもコミュニケーションが取れてお年寄りの方も嬉しいのです。
あなたも自分の人生を誰かに認めてもらえたらうれしいでしょう!それと同じなんです。
何よりも大切なことはお年寄りの人生を肯定してあげることなんです
思いやりの介護

何気ない事なんです
① 挨拶をする「おはよう」「おやすみ」
② 声を掛ける、肌に触れる、後ろに回る時は声をかける
③ これからすることを説明する 例えば「これからお風呂に入りましょう」
④ 分かりやすく具体的に
⑤ 頭から否定しない 例えば「無理でしょう」「いい加減にして」「やめて」
⑥ 声が小さいと聞こえない、大きいと命令口調に聞こえる
⑦ ゆっくり話す
⑧ 目線を同じ高さにして顔を見て話す

無理しない介護
介護は長期戦と心得て
義理父母の世話は長男の嫁の役目と頑張ってしまう介護者は多いものです。
私もそうでした!でも無理をしている様子は介護されている方にも伝わるものです。
そうすると心安らかに介護を受けれないと思ってしまいます。
みんなで協力して支え合って介護ができれば良いのですが現実はそう行きませんよね!だからこそいろんなサービスを活用してほしいのです。

介護に疲れない為のポイント
介護に疲れないポイント
① 他人の目を気にしないでマイペースが一番
② ケアマネジャーなどの相談相手は必要
③ 出来たら介護仲間を作り介護のことをいろいろ話すと気晴らしになる
④ 家族で話し合う
⑤ 場合によっては介護用品や介護食を利用する
⑥ 自分の健康管理
⑦ ショートスティをお願いしてその間気分転換する
⑧ 自分自身のルールを決めて無理せず人に惑わされたりしない

まとめ
介護はいつ終わるかわからないだから自分だけ頑張るとか長男の嫁だから仕方がないと思わないでほしいのです。
1人で悩み抱え込んでしまうと辛いので心と体のメンテナンスのために私は週に3回デイサービスを利用しました。
時間は朝9時にお迎えが来て午後3時まで預けることができます。その間パートに出ていましたよ!
デイサービスは昼食とオリエンテーションと入浴があります。
帰省する時は早めに予約してサービスを利用させて頂きました。
私の場合、主人は何一つ手伝ってはくれませんでした。
介護は家族の協力が必要です。
引用:写真AC
参考文献 成美堂出版 最新目で見る介護のしかた

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