30代後半から40代に多い「メランコリー型うつ病」とは秩序思考が強く、自己要求水準が高く良心的で他人に尽くすタイプがうつ病になりやすいといわれています。家族がうつ病みたいと感じたり、お医者さんから診断されたときどうすればいいのか・・・
この記事では心のうつうつした感情と家族が上手に付き合い、解消していく方法を紹介します。
最後まで読んでいただくことで心が軽くなり前向きに歩いていけるようにアドバイスしますね。
うつ病らしいです
そうですか
家族としての付き合い方を教えてください
それではアドバイスしていきますね
うつうつと上手に付き合うには?
うつ病になると明るい部分が見えなくなってしまい、暗い部分しか見えない。自分自身も将来に希望が持てなくなりそうすると死ぬしかないという結論になる。
うつ病から回復すると必ず明るい部分が見れるようになり冷静に物事を考えられるようになります。
例えると・・・足の骨にひびが入った場合ギブスで固定して安静にしていれば一定の期間で骨はくっつき治ります。
痛いのに無理をして歩いたりすると骨のひびは治らず、そのうち骨のひびは大きくなって深くなり折れてしまう。
そうなると治るのにすごく時間がかかりますよね。
心にひびが入ったのも同じ(抗うつ薬)というギブスを巻いて無理と刺激を避けていれば一定期間で治るのです。
まずは本人の気持をそのまま受け止めて
受診をしてうつと診断されると家族、友人や恋人などどのように接していけばいいのか戸惑ってしまいますよね。
気を使いすぎるのもしんどくなるし、ですから普段どうりに接っすればいいのです。
うつ病を受け止め「うつの本人の気持をそのまま受け止める」を心がけてください。
うつの辛さは外からではわかりません「本人はこのままいなくなってしまいたい」と思い詰めるほどのつらい気持ちを抱えています。
それを周りの人に否定されるとますます落ち込んで自分を責めてしまうので一番身近な家族が「それは苦しいよね」「とてもつらいよね」と寄り添ってほしいのです。
うつ病チェックをしてみましょう
① ほとんど毎日、一日中憂うつ(悲しいとかむなしい)を感じる?
② ほとんど毎日、一日中 仕事もプライベートも楽しいと思わないし興味もわかない
③ 著しく食欲が無いもしくは著しく食欲がある
④ 寝つきが悪かったり日中も眠い
⑤ ひどく焦ったり、イライラしたり動きがひどくのろくなり、やる気が起きない
⑥ 自分は価値のない人間だ、私のせいで悪いことになっている、私がすべて悪いです
⑦ 何気ない他人や家族の言葉が、悲しい気持ちになり涙がこぼれてくる
⑧ 自死について繰り返し考えてしまう
以上思い当たることがあれば早めに心療内科や心のカウンセラーなどに相談してくださいね。
なぜうつ病は起こるの?
うつ病の多くは喪失体験などのストレスをきっかけに発症します。しかし同じようなストレスを受けてもうつ病を発症する場合としない場合がある。
これはその時の心理社会的環境やストレス耐性など人によって異なるから。
決してうつの人を弱いからだと決めつけないでください。家族が理解して良くなるように家族で協力しあうことが大切。
※ うつの初期症状
原因の一つにセロトニン(脳内物質の一種で心のバランスを維持することの働き)この機能が低下すると心のバランスが取れず感情のコントロールができなくなり突然涙が流れてしまうのです。
これが泣いてしまう原因なんです
そうだったんですね
原因がわからないうつ
原因がわからないケースもあるんですか?
中には原因がはっきりしない場合もあります
うつの中には原因がはっきりしない場合もあります。
親しい人との死別や重い病気など悲しい出来事がきっかけとは限らず仕事、家事など長い間頑張ってきた人がエネルギー切れでうつを発症するケースもあり本人は原因がわからないので「なぜ落ち込んでいるの?」と感じています。
その時に言葉にしてほしいことと避けたい言葉があります。
※ 言葉にしてほしいのは
「どうしたの?」「何かあったの?」「そうだったんだね」「辛そうだね」もしくはただ話を聞く
※ 避けたい言葉
「そんなことで落ち込まないで」「頑張って」「負けてはだめ」「考えすぎよ」「非難してしまう言葉」もNG
家族でもうつの人に言ってほしくない言葉があります。
愚痴を言う、復帰を焦らすような言葉、しかったり、励ましたり本人を非難したりなどです。
ポイント うつを軽くみないで
遊びや外出を無理に進めても本人は辛いだけ周りの人が考える気分転換は本人にとって余計にストレスになってしまうことを知ってほしいです。
何よりも共感してあげるそれが一番効果のある治療といっても過言ではありません。
うつの人も家族に負担をかけていると十分にわかっています。
直接不満や愚痴を聞かされるとさらに自分を責めてしまうので、寄り添い、出来る限り支えになるような前向きな言葉がけが大切なんです。
うつの人との接し方
① 普段通りの会話
あれこれ本人に気を使いすぎていては心身ともに疲れてしまいます。ですから普段通りに接してあげて「おはよう」から始まり今日の天気のこと料理やテレビの話など何気ない会話をして本人からの返事はなくても気にしないこと。
② できるだけそばにいてほしい
家族の気配が感じられると安心するのです。本人が一日中ぼーっとしていてもそばにいて見守ってあげる一緒にご飯を食べる、寝るなど家族の気持ちは伝わりますよ。
③ 言ってほしくない言葉と言ってもいい言葉
先にも書きましたが言葉一つでも大切なのでもう一度書きますね!
言ってはダメな言葉 「いつになったらよくなるの?」「買い物ぐらいは行けるだしょう」「そのうちいいことあるよ」
いっていい言葉 「それでいいと思うよ」「今日は天気が良くて暖かいよね」「〇〇に新しいお店が出来てるよ」
気を付けてほしい言葉 「少し散歩でも行かない?」「久しぶりにみんなで食事に行こう」「飲みに行きましょう」でも(本人の気持ちは疲れるから行きたくないなぁ~でも行かないと嫌われたらいやだから付き合うよ)はダメ
怖いのは自傷行為や自死
うつの症状が重くなると自傷や自死をすると聞きます
次は一番心配だと思うからその話をしますね
※ 自傷行為や自死を防ぐために家族ができること
たとえうつが軽度でも切実に死ぬことを考える人は自死の20%はうつの人
自死から気をそらせようと「それより〇〇してみたら?」と話題を変えてもよくないです。本人の「死にたいほどの辛い気持」をしっかりと受け止めてあげて、側にいて話しを真剣に聞いてあげて「私はあなたに生きてほしい」と愛情を込めてしっかりと伝えて下さい。
自死につながらないように気を付ける
※ 刃物類は目につかないところへ(包丁などは使い終わったらしまう)
※ ひもやロープ類はすぐに取り出せないところへ
※ 衝撃的に飛び降りを防ぐためにベランダへつながる窓は常に施錠しておく
※ 大量の薬を服用しないように1回ずつその都度渡す
うつで最も多い症状は不眠
なかなか寝付けないし寝ていてもすぐ目が覚める、早朝に目が覚めてしまう。
疲れる、体がだるいなど不眠のほかに食欲がなくなる、好きな食べ物もおいしくなくなる。
頭や背中、腰、膝の痛みが続く、時々めまいがする、微熱が続く、体重が減ってきたなど症状がありますが必ずしもそうなるのではなくもちろん個人差はあります。
うつはだれしも発症する可能性があるのです。
うつが起こる仕組みはまだはっきりと解明されていませんが一番の原因はストレスと言われています。
うつの治療の進め方
うつ病は回復するまで長い時間がかかります。
辛抱強く治療を受けることが必要そのことは頭に入れておいてください。
早期治療では6ヶ月~1年で回復するといわれています。但し回復には波があり良くなったりぶり返したりと前進後退を繰り返し少しずつ回復していくのです。だから焦らずゆっくりと気持ちに余裕を待って治療を進めていきましょう。
うつ病の治療の中心となるのは薬物療法と精神療法をしっかり受けるプラス十分な休養も必要です。
うつを予防する8個
① 仕事上の問題や人間関係や人生のことなど一人で悩まず友人や家族に相談する
② 不調を感じたら見ないふりをしないできちんと治療をする
③ 完璧主義は心に負担大
④ 仕事、プライベートなど生活にメリハリをつける
⑤ ストレスの原因が何かを考えて解消するように心がけよう
⑥ 小さなことでも、何気ないことでも自分をほめてあげましょう
⑦ 自分が出来ていることを当たり前と思わない
⑧ 睡眠、食事など規則正しい生活をしよう
まとめ
うつのことを友人や知人に聞かれたら「ストレスで体調を崩している」とだけ伝えて反応を見てもいいでしょう。
一番大事なのは本人が安心して治療を受けれる環境を作ることが大切です。
本人が自虐的なことをい言う時、家族は感情的にならないこと「本人(相手)の気持ち」と「自分(私)の気持ち」を分けて客観的に相手に伝えて下さい。
例えば「自分は死にたいと思っている」「それはつらいね」と本人に共感、それから「私はあなたに生きてほしい」と(私)を主語に話して気持ちを伝えるなど対応の仕方を家族で考えましょう。
薬の服用は自己判断でやめないでくださいね!何故なら薬は「良い状態を維持して再発を防ぐため」で処方されています。ですから医師と家族で話し合い治療を続けるか判断してくださいね。
うつは適切な治療を続ければ少しずつ回復していきます。
数ヶ月~1年ぐらいもしくは数年と長い時間がかかることもありますが、よくなったり悪くなったりを繰り返しながら少しずつ回復していくのです。
出来るだけゆったりした気持ちで寄り添ってあげてね。
回復までの長い道のりを共に過ごすのですから家族も心がしんどくなったときは専門家に相談することも必要ですよ。
引用:写真AC
参考文献 別冊NHKきょうの健康 家族のためのうつ病 NHK出版
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