ストーリーのある絵本も楽しめるようになります。あくまでも個人差はありますが実際の年齢より1歳くらい上の絵本でも楽しめるようになるので読んであげるのもいいですよ。この記事では2歳児から読み聞かせのおすすめ絵本と読み聞かせの方法も紹介していきますので参考にしてしてくださいね。
子供が2歳の誕生日を迎えました絵本を買ってあげようと思います
お誕生日おめでとうございます!早速紹介していきますね
絵本に付いている「対象年齢」はこだわったほうがいいの?
絵本に記載されている「対象年齢」は一般的な絵本選びの目安なので、あまり気にしないでも良いので子供が好きそうな興味がある絵本がオススメです。同じ絵本でも0歳の頃は絵だけ2~3歳になったら文章も読んでとその子にあった楽しみ方もありますよね。
2歳頃からは主人公になった気持ちで絵本を楽しめることが出きてくることも
2歳前後になると挨拶や着替えなど基本的な生活習慣への関心も強まるので、幼い子供が登場する生活絵本をよろこぶようになります。ストーリーの展開を楽しむ物語の絵本にも少しずつ親しんでみましう。
3歳頃から「ぐりとぐら」のような起承転結のある少し長いストーリーも耳を傾けてくれるようになりますよ。それに昔話や民話などは想像力が育つ4歳~5歳頃から楽しめます。
1~2歳児は絵本は読むものだとわかるようになってきても手指の発達がまだ未発達の為ページが上手にめくれず破ってしまうこともありますが、わざと破っていないのでお母さん理解してあげてね。
その時は破れたらセロテープで修理するところも見せてください。
そうしていくと子供は、自然に破らなくていねいに絵本をめくるようになります。
絵本の読み方と楽しみ方教えて
絵本の読み聞かせ方教えてください
絵本の読み聞かせと楽しみ方を紹介しましょう
絵本は毎日読んだほうがいいの?
絵本と付き合い始めたころは特に時間は決めず子供が機嫌がよい時に読んであげればいいですよ。
生活のリズムがそろそろ定まってくる年齢になると少しずつ決まった時間に読み聞かせをすることをしていきましょう。
時間帯としてはお散歩の後や夜寝る前などお母さんも子供もゆったりできる時ならいつでもかまわないのですが、せいぜい10分間程度の「読み聞かせ」この「読み聞かせ」にノルマはないのでお母さんが忙しい時や疲れてしんどい時などは無理して読まなくてもいいということは覚えておいてくださいね。
2歳児の視力は0.5~1.0程度になり主体的な物が見えるようになるため少し後ろに下がっても大丈夫です。
言葉と絵本の関係がわかり始めますが初めて読む絵本や内容が難しい絵本は集中しにくいので目を見て話しかけるように読んであげてね。
疲れている時やしんどい時は無理に読まなくてもいいのですね
ゆっくりハッキリ読んで見せることが大切
子供は言葉の意味を分かろうとして一生懸命耳を傾けます。
言葉で表現されていないところを読み取ろうと集中して絵を見るので言葉や絵をひとつひとつゆっくりしっかりハッキリとじっくり絵を見せ読んであげてください
出来れば絵本の中の子供の発見にも答えてあげて
絵本の中の子供の発見にも答えてあげて思いを受け止めてあげましょう。
例えば、子供が指さしと言葉で絵本の内容を知らせようとしている場合は無視して読み続けると子供はずっとその場面から抜け出せなくなるのでうなずくだけでもいいので質問や指差しにできるだけこたえてあげそしてその思いを満たしてあげましょう。
絵本の読み聞かせの後にごっこ遊びに発展しても楽しいですね。
想像力が育ちいろんなものになったつもりで遊ぶ「ごっこ遊び」が大好きな2歳児読み終わった絵本はその登場人物になったつもりで演じてみたくなるので一緒に簡単な劇を楽しんでみては?
親子で楽しいひと時は子供の心に残る大切な思い出の一つになるでしょう。
同じ絵本ばかり読んでと持って来る
同じ絵本ばかり読むのはお母さんが飽きてしまいますが、でも子供はページをめくると知っている絵が現れお気に入りの言葉が聞こえてきて楽しんでいるので子供が満足するまで付き合ってあげてくださいねお気に入りの1冊と出会えるなんて素敵です。
大人がお気に入りの音楽を聴いたりドラマを鑑賞する事と同じ感覚みたいですよ。
新しい絵本にも興味を持ってほしいときはお母さんがほかの絵本を楽しむ様子を子供に見せるのもいいですよ。
それでも同じ絵本を読ませられるのはお母さんも困るし辛いです。
そろそろ終わりにしたいのに子供は相変わらず読んでとさいそくされるとお気に入りのところだけ何度も読んであげるのはどうですか?
それでもお母さんが疲れてしんどい時は「また、たくさん読もうね!」と約束して期待させて終わりにしましょう。
絵からイメージがドンドンふくらむ絵本
そろそろ赤ちゃん絵本は卒業かな
耳を傾けるだけではなく目で絵をよく見るようになるためイメージを膨らませやすくなります。
細かい書き込みのある絵や絵の中から言葉やイメージが読み取れるような絵本もいいですね。
そろそろ赤ちゃん絵本は卒業かな?でもお気に入りの絵本は別ですよ。
身近な物や実際の出来事と言葉が対応するだけの絵本では物足りなく感じ始めます。とはいえ現実からかけ離れたファンタジーの世界では難しいので2歳児が知っている内容や自分の実体験から新しいイメージが膨らむ絵本がいいでしょう。
子供の気持をぐっと引き付けたい
ずばり!キイワードは「ゆっくり読む」絵本を手に取ったらまず表紙をゆっくり眺めて例えば「あら!可愛いクマちゃんね」「何のお話かな?」なんてつぶやいてみたりおもむろに「さあ!始まり始まり」と読み進めていきましよう。
言葉を読むときは、ひとつひとつのフレーズの間で一息ついて「間」を取る気持ちで余裕を持って読むのがオススメですよ!
登場人物が多い時は?
登場人物が多い時のセリフの読み分けは、上手に読み分けができなくても子供は楽しんで聞いてくれるので心配いらないです。
誰のセリフか子供に伝えたいときは、例えば「猫がしゃべっているときはそのセリフを言っている猫」を指さしなから読んであげるなど子供の表情を見ながらセリフを言うのもいいですよ。
絵本の収納どうする?
絵本の収納はどうすればいいですか?
そうですねいくつかオススメを紹介しましょう
① かごや箱に入れる
部屋の片隅に小さなかごや箱を用意して何冊か絵本を入れれば「絵本コーナー」の出来上がり。読まなくなった絵本は別の場所にキープしておきましょう。
② かごにポンポン
赤ちゃんや子供は絵本を次々出して広げるのが好きなんです。ですから手持ちかごにポンポン入れておくのも便利かも・・・散らかった時の応急処置におすすめ!
③ 絵本のかごと共に子供用の椅子や机を用意して
「絵本スペース」を作ってあげても素敵ですね。
「いつもお部屋に絵本がある」ことが絵本を好きな子供に育てるといいます。
絵本に興味を持ってくれる環境作りも大切です。
まとめ
子供にとって絵本の読み聞かせの基本は「親と子供が一緒に絵本をみてゆったりといい時間を過ごす」ことが大切です。
赤ちゃんも子供もお母さん、お父さんの語りかけが好きなんですよ。
親がニコッと笑うと子供もニコッと笑ってくれるそんな幸せなひとときを子供と過ごしてほしいですね。
同じ絵本を眺めて一緒に息づかいを合わせて楽しむ絵本は親子のコミュニケーションを育ててくれる魔法なんです。
引用:写真AC
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